12月12日(日)
東区にある「福岡工業大学付属城東高等学校 FITアリーナ」で、
パラリンピックの競技でもあった「ゴールボール」の大会が開催されました。
ゴールボールとは、鈴の入ったバスケットボール大のボールを互いに投げ合い、
得点を競うチームスポーツです。
コート上の選手は3人。
選手は障がいの程度に関わらず、
「アイシェード」と呼ばれる目隠しを装着し、全盲状態でプレーをします。
ボールの鈴の音、チーム同士のコミュニケーション、会場の雰囲気を感じ取りながら、
ゲームを進めて行きます。
高校生たち競技者は、感性を研ぎ澄ませ、
頭の中で映像を想像しながらプレイをしていたそうです。
歴史は、第二次世界大戦で視覚に傷害を受けた傷痍軍人のリハビリテーションの 効果を促進するために考案された、
リハビリテーションプログラムの一つでした。
1946年にオーストリアのハインツ・ローレンツェン、
ドイツのセット・ラインドルの両氏によって 競技として紹介されたのが始まりとされています。
今大会は、ゴールボールの楽しさを試合形式で経験する中で、
競技の魅力を強く味わい、
ノーマライゼーション社会の実現に寄与しようという意欲を高める。
また、日頃なかなか交流することができないロータリアンの方々との交流を深める。
という目的の下、
福岡県私学協会福岡地区支部・国際ロータリー第2700地区第4グループの主催で大会が開催される運びとなりました。
本校からは3年生の
花田、本松、能角、中村、木林の5名が「純真ATOMS」というチーム名で出場しました。
博多高校A「オクトパスボーイズ」戦は歴史的な第1試合目でしたが、
TV局の取材や全員が見守る緊張の中で見事勝利しました。
2戦目の筑陽学園高校B「TANAKA FC」戦は12点対12点で延長戦となり、
1点を先取する攻防が見られましたが、惜しくも点を取られ惜敗しました。
白熱した試合で、多くの方からお褒めの言葉をいただきました。
総合的な結果は、予選敗退したものの、
表彰式では、「ロータリー特別賞」をいただきました。
この賞は、お互いのコミュニケーションや相手チームへの敬意、
楽しんでプレーしているか等々のチームが受賞の対象となります。
受賞した事で、2月20日の決勝大会では、ロータリー特別チームと、
エキシビジョンマッチで対戦します。
5人は学校代表してとてもよく頑張りました!
ありがとうございました。ご苦労様でした。
それぞれがRKBとTNCからの取材を受けました。
RKBニュース ゴールボール
TNCニュース ゴールボール と検索をしたら当日の動画が見れます。
https://youtu.be/cnE0r4A7fDg ← これはTNCのニュースです。